今、こんな悩みありませんか?


ワンクリックで簡単に移動し他社と比較できるネット社会では、

他社との違いを打ち出さないと、「その他大勢」との競争に巻き込まれる、

いいえ、もしかするとスルーされてしまっているかも知れません。

その解決の糸口… 

主婦に訊いてみるのが近道です!

【診断の目的と活用法】

多くの工務店さんが、ホームページや住宅雑誌等の媒体を通して情報発信をしながらも、思うような成果が得られないという悩みを抱えています。その要因は、主に以下の4つと考えられます。



本診断は、この内②~④の生活者の受け止め方を軸に、御社と生活者との情報のギャップの有無と、その改善点を探ることで住宅市場縮小が加速する中においても、より集客効果(※cost per order)の高い情報発信を確立させるための基本情報として活用することができます。

【ホームページ診断の進め方】

 

■主な診断内容

 

「ホームページ診断は」20人の主婦に、住宅購入を検討者という仮定のもと、御社ホームページ(HP)を見てもらった上で、主に次の内容の診断をしてもらいます。

 

 (1) HPのデザイン性(見た目の好感度)

 

生活者はWebサイトを開いた第一印象(ファーストビューで目に入るデザイン、キャッチコピーや画像等)、そのサイトを見るか否かを診断します。※一般的にファーストビューによりサイトを離れる(直帰率)は70%以上と言われます

 

 (2)  伝えたい情報が伝わっているか

 

 HPで御社が伝えたいこと(メッセージ)は何ですか?

ここでは、その伝えたいことが見る側に正確に伝わっているか(見られているか)について診断します。

 

  (3)  コンテンツ/動線等のユーザビリティ

  

HPの掲載情報(コンテンツ)の内容について尋ねます。

①他社との違い(コンセプト)が理解できるか

②施工事例の数に過不足はないか、その見せ方は十分か

③HPのページ構成、見せ方、動線等の満足点、不満点

 

 (4)  HPから受ける御社の印象、好感度

 

HPを見た上での御社にどのような印象を持ったか、その好感度について尋ねます

 

①会社の特長(他社との違い)

 □特長は何だと思うか 

 □それは自身(各診断者)にとって重要なことと捉えるか

 

②施工事例

 □施工事例の印象は

 □施工事例の好感度

 

  (5)  HPを見て建築依頼先として検討するか

 

診断者が住宅購入を検討する場合、HPを見た結果依頼先候補として検討するか、さらに、その検討方法(見込度合い)について尋ねます。

 

①建築依頼先候補として検討するか

 Yes / No ※Noの理由

 

②検討する場合の検討の度合い

 □1社に絞って積極的に検討する

 □数社の前向に検討する会社の1社として

 □複数の検討会社の1社として

 ■上記を選択した理由

 

③検討方法は

 □モデルハウスを見に行く、施工事例の見学を依頼する

 □HPより資料請求する

 □メールで質問等による問合せをする

 □Web上で他社と比較検討

 

上記の診断内容をベースとして、御社の希望に沿って診断項目を協議していきます。

 

■診断期間

 

診断内容確定後、2週間程度

※このデータは、栃木県工務店A社の実際に診断したデータの一部をサンプルとして加工、転載したものです。

【調査期間】  2020年10月8日~11日

【調査協力】  栃木県在住の主婦20名

【調査方法】  ・A社ホームページを5分間閲覧してもらい、調査票の設問に回答。メールにて回収。

                      ・閲覧環境(PC、スマホ、タブレット)の指定はしていない。 

【設問】ホームページのデザイン(見た目)の印象は?


今や誰もがネットにアクセスできる時代。

インターネットの情報をもとに良し悪しを判断する傾向が高まっており、住宅は特にその傾向が高いようです。

HPの印象によって会社や商品のイメージが決まると言っても過言ではありません。

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[良いと思うところは?]

□画像と文のバランス、配置が良かった

□写真が多くて見やすい。色使いが統一されている

□なんとなく御社が施工されていある家の雰囲気がわかった

□シンプルで見やすい

□movieがみられるのもイメージがわきやすい

[悪いと思うところは?]

□パッと見た感じでは会社の特徴がつかみにくいかなと思います

□施工例が詳しいが、値段がどのくらいかわかりにくかった

□「●●●」の意味がわからなかった

□何が得意で何に力を入れているのかがパッと見て分かりづらかった

□人の家の紹介ページをただ見ているようだった

□TOPの注文住宅の文字など全体的に小さくて分かりにくかった


【設問】5分の閲覧時間でこの会社の特長が理解できましたか?


ここでは、「よく理解できた」が0、「理解できなかった」が4割という数字に注目します。この調査では閲覧時間を5分と設定しており、この間で会社特徴が十分に理解されないのは課題です。

調査対象の●●●工務店は、他社とは違う独自のコンセプトを持った会社であり、サイト上にも表現されているにも関わらず、この評価は改善に値するものと考えるべきでしょう。

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【設問】ホームページを見て、この会社にどんな印象を持ちましたか?


HP閲覧者に正しく自社の「強味」が理解されたかを訊いています。

結果としては、閲覧された数の多いコンテンツに比例して印象度が高いことがわかります。

●●●工務店は、他社との差別化されたコンセプト(独自のノウハウ)を持っていますが、これが3位となっているのはちょっと残念な結果と言えます。コンセプトがしっかりと伝わることで、そこに興味を持つ人から競合と比較されない、地位を獲得することができます。

ちなみに、「自然素材にこだわりを持つ」が2位となっていますが、この会社はそれを特長としていないので、施工事例を見ての誤った解釈がされていることがわかります。

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【設問】マイホームを計画の際、●●●●工務店を建築依頼先候補としてしますか?


この設問がHPの結果(目的)である、コンバージョンといわれる部分です。どんなに数多くの閲覧者がいても、その結果、自社に興味を持ち、何らかのアクションを取ってもらえなければ意味のないものとなります。

まずは、「建築依頼先として検討するか」で、●●●工務店は5割を超える人が候補会社になるとしており、高い数値となっています。

では、その11人は●●●工務店を、建築依頼先として検討するにあたり、どのようなアクションを起こすか、がこの設問です。

結果、即コンバージョンにつながってるのが「資料請求」「モデル見学」の6名ということになりました。

この結果を、高いと見るか否かは各社によって違うでしょう。しかし、資料請求に対してなかなか追客ができない工務店からすると、やはりモデルハウス見学へ誘導したいところです。よって、ここの数を増やすための対策が今後の課題となります。


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